アルミアングルとは
アルミ製の資材はさまざまな場面で使用されていますが、アルミアングルもそんなアルミ製の資材のうちの1つです。アルミアングルとは、断面がL字型で細長い棒状のアルミ素材を指します。乗り物や電気製品、建築資材などに幅広く使用されています。アルミアングルは軽くて耐食性のあるアルミ素材なので、使い勝手が良いのです。アルミは他の金属と比べて軽いので、運ぶのも楽で加工も容易にできます。ただ、隅の方や縁の部分などに使用されることが多いため、あまり目立ちません。
アルミアングルはDIYで使うのにもおすすめです。棒状の形をしていることから、ラックなどを作るのに使えるでしょう。アルミアングルで支柱を作り、アルミ板で台の部分を作ります。アルミアングルに穴を開ければ、台を支えるためのネジなども取り付けられるでしょう。アルミは鉄などと比べると、穴を開けるのも比較的簡単です。耐食性があり錆びにくいため、屋外で使用するラックを作るのにもいいかもしれません。
アルミアングルの規格
アルミアングルはホームセンターで購入できますが、DIYで使う際には用途を考慮して大きさを選ばなければなりません。長さは4メートルのものがほとんどですが、通常は切断して使用します。もちろん長いままの状態で使いたいときには、それでも問題ありません。
アルミアングルを購入する際に、よく見ておきたいのは断面の形状です。L字の部分が等辺のものと不等辺のものがあります。大きさはL字の辺の長さと厚さで決まります。大きいものほど耐久性が強いですが、加工も難しくなるため、用途を考慮した上で選びましょう。穴を開けて使う場合には、厚さ選びも大事です。
また「R付き」や「R付き無し」などと表記されていることもあります。これは断面のL字の内側部分に関することです。「R付き」の場合にはL字の内側部分が丸みを帯びた作りになっています。「R無し」の場合には断面が鋭くなっているだけの違いです。ラックなどを作るときには、「R付きの」の方が見た目も良く、手を擦るなどしても安心でしょう。